No.1320 终与始的故事終わりと始まりのものがたり
渡边纲(Saber)装备,且自身在场时,付与己方全体对〔魔性〕15%的特攻状态&对〔鬼〕15%的特攻状态
——一切,就这样结束了。 丑陋的爪痕、被拆碎的房屋、被粉碎的家产。 以及倒在地上的,一名女子。 没有赶得及赶不及的问题。 或许打从一开始,就错了。 并不期待能靠近她。 也不打算止于远眺。 只要她能活下去。只要她能幸福。 就感到心满意足了。 然而看啊,现实却是这副惨状。 她死了哦/都是你的错 她被杀了哦/都是你的错 那只鬼逃跑了哦/你必须杀了那只鬼 不准移开视线/不要看了 将那金发刻在心中吧/并非沦落为此般 斩下那家伙的首级吧/你自尽吧 该责备谁?/不能责备任何人 ——就这样,男人停止了迷惘的思考。 鬼,必须被斩。斩杀。 ……仅此而已,不过仅此而已。 不行,要思考。必须不断思考。 哪怕死去,直到死去,即便腐朽。 回忆起那像肥皂泡一般 浮现又消失的眼神。 宁静地,没有任何感慨地, 回忆起凝视着自己的少女。 有罪。 鬼有罪,人有罪,少女有罪, 自己犯了罪。 不仅有罪,应该还有职责吧。 紧紧地,握住刀柄。 不打算让给任何人。被夺走更是不可理喻。 「斩杀那个,乃是我的职责。」 ——纲、纲、纲! ……逼近的鬼爪。 动摇的内心,被某种存在充斥。 转动身躯,转动手臂,挥下长刀。 这场战斗的真相、结局, 终将随着时间的流逝而消失吧。 我与她的厮杀, 无人能够理解,不会被任何人理解。
―――そうして、全ては終わっていた。 醜い爪痕、引き裂かれた家屋、砕かれた家財。 そしてそこに倒れ伏した、一人の女。 間に合うも間に合わないもない。 最初から、間違っていたのではないか。 触れ合うことを期待していた訳ではない。 眺めることもよしとしなかった。 ただ、生きてくれていれば。幸福でさえあれば。 それで良いと思っていたのに。 見ろ、現実はこの有様だ。 彼女は死んだぞ/お前のせいだ 彼女は殺されたぞ/お前のせいだ あの鬼は逃げたぞ/お前は殺さなければならない 目を逸らすな/目を逸らせ 金の御髪を刻みつけろ/そう成り果てたのではなく あれの首を切れ/お前が自刃しろ 誰を責めればいい?/誰も責めてはならない ―――そうして、男は迷妄する思考を止める。 鬼は、斬らねばならない。斬って殺す。 ……それだけだ、それだけなのだ。 ダメだ、考えろ。考え続けなければ。 死んでも、死ぬまで、腐り果てても。 しゃぼん玉のように浮かんで消えた、 あの眼差しを思い出す。 静かに、全く何の感慨も浮かべることなく。 自分を見据えていた、少女を。 罪がある。 鬼に罪があり、人に罪があり、少女に罪があり、 己に罪があった。 罪だけではない、責務があろう。 刀の柄を、握り締める。 誰にも譲る気はない。奪われるなどもっての外。 「あれを斬るのは、俺の役割だ」 ―――綱、綱、綱ァッ! ……迫る鬼の爪。 揺らいでいた心に、何かが満ちる。 体を回し、腕を回し、刀を振るう。 この戦いの真実も、結末も、 やがて時間の流れに消えるのだろう。 誰にも理解できない、誰にも理解されない、 俺と彼女の殺し合いを。